基礎代謝をあげる方法はこれだ!
前回では、基礎代謝についてと基礎代謝が低下する原因などを書きましたが、今回では、逆に基礎代謝をあげる方法を書いていきます。
目次
1、基礎代謝をあげる方法
2、食べ物で基礎代謝を上げる
3、あとがき
1、基礎代謝をあげる方法
1-1、体温を上げる
1-2、体を柔らかくする
1-3、肺活量を増やす
1-4、褐色脂肪細胞の活性化
1-5、腸の動きを活発にする
、
1-1、体温を上げる
基礎代謝を上げるには 、まずは体温を上げることから考えるといいそうです。体温を上げれば、血液やリンパが流れやすくなり、ホルモンなどの動きなど体内の活動が活発になることで、基礎代謝が高まると言われています。
体温を上げるには、筋肉量を増やすか、血行を良くするかの二つのポイントがあります。
実は筋肉はある方が基礎代謝が高くなりますが、体温も上昇するそうです。適度にトレーニングやエクササイズで筋肉をつけることも一つの方法になります。
また、血行を良くすることは、内臓をしっかりと動かせることにつながるので、基礎代謝を上げるとのことです。こちらの改善をしたい場合は、ショウガなどの身体を温める食べ物を食べたり、半身浴などで身体を内側から温めるという方法が有効なようです。
1-2、体を柔らかくする
体が固いということは、全身の筋肉が強張っているということだそうです。これも血液やリンパの流れを妨げる原因となり、代謝を下げてしまうそうです。
さらに、筋肉を柔らかくしてあげると、血液を体中に巡らせるためのポンプとなり、基礎代謝があがるだけでなく、手足の冷えを解消できるかもしれないとのことです。
体を柔らかくするには、やはりストレッチが一番でしょう。毎日欠かさずにストレッチをすることで、徐々にではありますが、じわじわと身体が柔らかくなるのが分かると思います。お風呂上りのストレッチがお勧めで、体を柔らかくする効果が一段とアップするそうです。
1-3、肺活量を増やす
肺活量を増やすと、心肺機能も強化されます。すると、心臓から血液や酸素がしっかりと送られて、体内の活動が活発になるので、基礎代謝が上がると言われています。呼吸も基礎代謝を上げるために大切な要素なのですね。
肺活量を増やすには運動が有効だそうです。特に有酸素運動は心肺機能が強化されるとともに、脂肪燃焼効果もあるので、ダイエット向きですね。
他には、腹筋を鍛えると横隔膜が強くなるので肺活量アップにつながるそうです。
それから、タバコは肺活量を大きく損ねてしまう恐れがあります。基礎代謝アップのためにも健康のためにも控えた方が良いです。
1-4、褐色脂肪細胞の活性化
褐色脂肪細胞とは、背中の肩甲骨あたりに集中して存在しており、この褐色脂肪細胞を刺激して活性化させることで、基礎代謝アップが図れるそうです。普段、肩周りをあまり動かさずにいて凝りやすい人は、褐色脂肪細胞が眠っていることが考えられます。
褐色脂肪細胞を活性化させるためには、肩甲骨まわりを積極的に動かして刺激するのが一番だそうです。
肩甲骨周りの筋肉を動かすことで、褐色脂肪細胞を刺激して働かせることができると言われ、「肩甲骨ダイエット」なんて呼ばれる方法もあるようです。
気付いた時に肩周りのストレッチから初めてみましょう。
1-5、腸の動きを活発にする
便秘の時は腸をはじめとする内蔵が、きちんと働いてないので、必要な栄養を吸収しなくなっていたり、逆に吸収しすぎたりすることがあるそうです。その結果、内臓脂肪を増やしてしまったり、血液がドロドロになったりと、体に悪い影響を及ぼしかねません。腸の働きを活性化させて、健康で正常な腸を保つ必要があるそうです。
腸を活性化させるためには、整腸作用がある食べ物を食べたり、マッサージなどが効果的だそうです。
2、食べ物で基礎代謝を上げる
2-1 体を温める食品
2-2 代謝を高めるアミノ酸
2-3 代謝をサポートするビタミンB郡
2-1 体を温める食品
基礎代謝アップに「冷え」は大敵です。食べ物や飲み物も汁物や鍋もののような温かいものを摂って体を温めることもできますが、体を温める成分を含む食品も効果的とのことです。
●カプサイシン 唐辛子、チリペッパー など
●ショウガオール 生姜 など
●硫化アリル ネギ、玉ねぎ、にんにく、ニラ、らっきょう など
●ビタミンE かぼちゃ、さつまいも、うなぎ、アーモンド、ゴマ など
2-2 代謝を高めるアミノ酸
筋肉の素となるたんぱく質は基礎代謝を上げるために必須とのことです。そのたんぱく質はアミノ酸から作られており、中でも脂肪を燃焼してエネルギーにする効果が高いものがあるそうです。
●リジン 魚介類、肉類、レバー、牛乳、チーズ、大豆 など
●アルギニン 鶏肉、豚肉、かつお、大豆、落花生 など
●プロニン 豚肉、かつお、チーズ など
2-3 代謝をサポートするビタミンB郡
糖質の代謝に必要なビタミンB1、脂質の代謝に必要なビタミンB2、それらを補うナイアシンなど、ビタミンB郡は代謝に欠かせない栄養素です。ビタミンB郡を多く含む食品は、豚肉、レバー、ウナギ、青魚、マグロ、鮭、卵、納豆、豆類などがあります。
3、あとがき
基礎代謝をあげるのに、「こんなことが効果あるん?」って思ってしまうようなのもありましたが、説明文を読んでもらえたら理解してもらえたかと思います。私自身そう思いながら、書いてて理解したのもありました。 日々の何気ない生活習慣で基礎代謝を下げてしまうこともあり、またそれを少し改善すれば基礎代謝アップにつながるということです。基礎代謝が上がるということは、「やせ体質」になるということですので、すぐにでも日々の生活を見直してみましょう。